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境内

境内は、明治維新当時約1,800坪ありましたが、明治4年の〔社寺領上地令〕(シャジリョウジョウチレイ=アゲチレイ)により約1,000坪を失い、また、大正12年の関東大震災後の区画整理で境内は道路に割譲を余儀なくされて寸断・分断されてしまいました。
現在では、賃貸地を含めても、社有地は僅か612坪程となってしまいました。
境内には福徳稲荷神社(フクトクイナリジンジャ)、狛犬(コマイヌ)、手水舎(テミズヤ)、神輿庫(シンヨコ)、元犬像(モトイヌゾウ)、力持(チカラモチ)などがあります。
狛犬は、台座とも昭和30年3月、青木鍵造・冨美ご夫妻により奉納建立されましたが、
台座の損傷が甚だしく、これを解体して、台座のみ花崗岩を以て新たに造り、平成22年11月竣工を見たのであります。

勿論、青木鍵造・冨美ご夫妻がお好きだったと思われます歌人國見純生の歌は改めて彫り直しました。残された最上部の狛犬は名工・九世八柳五兵衛(ヤツヤナギゴヘエ)刻です。
元犬像は、東京芸術大学北郷悟副学長(当時)の手により制作されました。